きのこもぐら

活動報告

インカメラの罠。

ガラケースマホのカメラは最早あって当たり前の時代。
手軽に写真が撮れてしまうのは、便利であり不便であり、使い方次第の道具です。

私はちょっぴり頭皮が気になるお年頃(ぶっちゃけすぎ)。
んで、たまぁーにインカメラにして秒タイマーかけて頭皮を映して薄毛チェックなどしてまして。
みんなしますよね?え?しない?そうですか……そうですか……。

さて、映した写真は人にうっかり見られたら恥ずかしいので一通りチェックしたら消すのですが、インカメラ設定を外し忘れてですね、おしゃれなカフェとかに行って素敵なカフェめしを映そうと、カメラをたちあげようなら、画面一杯に下を見て二重あごになった自分が写りこむのです。過去の自分からの攻撃ですね。ははは。


それはそれとして。インカメラで覚えている失敗なのですが。
母と某テーマパークに遊びにいきまして。
アトラクションに乗るために長蛇の列に並んでいた時の事。
某有名テーマパークって、待ち時間の間も楽しめるように、壁とかそのアトラクションの世界観で統一していてとても楽しいですよね。
んで、私と母が黄色い蜂蜜大好きなくまさんのアトラクションに並んでいる時に、ちょうど壁が可愛いイラストや文字が描いてある所に差し掛かりまして。

私は当時ガラケーで、インカメラにして壁を背景に母と写真を撮ったのですが……。
ちょうど壁を背にして、アトラクション待ちの列を横から見る形になっておりました所、写真を撮った瞬間に、目の前に並んでいた男性が大層驚いた顔でこっちを凝視しておりました。

……?
…………!!

そこで気がついたのですが、その男性は、私がいきなり男性(自分)にカメラを向けて「ハイッチーズ!」って撮ったように思ったみたいでした……。
満面の笑みで。

顔が「ふぁっ!?」って言ってましたもの……。

私は慌ててインカメラと自分を指し示しながら焦りすぎて言葉が出ず「んがっちっが」と声にならない口から漏れる音を発してあばばばしている間に列が進んで男性とは列がズレて距離が離れていったのでした・・・。
未だにふっと思います。
果たして彼に真実は伝わったのだろうか・・・
いきなり笑顔で写真撮ってきてケータイ指しながら呪文を唱えてる人物として彼の記憶に残っていたら嫌ですねぇ・・・。


たまに電車で、自分の顔の目の前にスマホを持ち上げ見ている方とか、カメラがこっち向いてると、まあ自分を映したりはしないとは思いつつも居心地が悪かったりするのです。
首が痛いと自分もやりがちなので、自分も扱いには気をつけたいものです。
カメラは便利だけど、やはり扱いが難しいものだと思う今日この頃なのでした。