きのこもぐら

活動報告

平熱とコロナ対策

あなたの平熱は何度くらいですか。私は36.6~37.4くらいです。 ちょっぴり高め。

学生時代には気分が悪そうな顔で熱を測れば体調不良になることができました。

そんなに悪用はしてないです。そんなには。

 

平熱が高くて困ったことは、あまりありません。

インフルエンザの予防接種の時にも、熱があるから今回は無理ですねって言われても「平熱が高いんです。これは平熱です」って言えば普通に受けることができました。

さすがに38度あれば断られたでしょうが、7度前半くらいなら許容範囲ということでしょう。

発熱と関係なく入院した際、日に何度も検温があり、ずっと微妙に高いので念のためにと甲状腺関連の血液検査をしたりもしましたが特に異常はありませんでした。もちろん炎症反応もありません。

ちょっと平熱高いけど問題なく生きてきた。これが今までの私の人生でした。

 

さて、今、このご時世。目に見えないウイルスが体内で増えているかどうかなんて見た目では分かりません。

必ず咳が出る、必ず喉が痛くなるなどもありません。人によってあったりなかったりです。

何かそれらしい症状があれば人との接触を避ける。それが最善です。

もちろん熱を測ることも大事です。細菌やウイルスと戦う時、体は発熱します。ひとつの目安として検温は重要です。

 

先日、介護施設にお見舞いに行きました。入口では来訪者の体温測定をしています。

37.4度でした。上着を脱いで五分ほど座って休んで再度の挑戦を試みましたが37.2度でした。

お見舞いに来ただけの部外者の体温が今だけ高いのかずっと高いのか、施設側は分かりません。私の口頭説明だけで施設の高齢者たちを危機にさらすわけにはいきません。

このご時世です。しょうがないねと一人で外で待ちました。

 

そして、本日。とうとう職場が「毎朝、各自検温をして熱があったら報告して出勤停止」という体制になると聞かされました。

これから毎朝がギャンブルです。ラインは37.2度。これが37度だったら一カ月のうち半分くらい無理になりそうですが、37.2度ならギリギリセーフのほうが多そうです。

でもギリギリアウトの日も出てくると思います。体温が37.3度のとき、どうしよう。どうしたらいいんだろう。

これは私にとって完全に平熱です。でも既定の数値は上回っています。職場で測るわけではないというのがなんかギリギリ、つまり、そういうことなのかなってかんじです。

 

行ったことのある病院やクリニックはいくつかありますし入院したこともありますが、かかりつけというほど通い続けている医療機関はありませんし持病があるわけでもありません。

「こいつの平熱はこんなかんじだよ」という診断書をもらうのも難しそうな気がします。不可能ではないでしょうけど…

毎朝お手軽にCRP(炎症反応)測れたらいいのに。CRPなら大体いつも正常範囲内だから!

熱があって休むのはしょうがないですが、平熱なのに休むというのは何か違う気がしますし、かといって既定の数値を上回っているのに黙っているというのも何だか後ろめたいです。

これから事態が落ち着くまで私は37.3度以上にならないよう祈りながら生きていくことになります。

こんなことで悩むことになるとは…平熱は低いよりは高い方がいいと思い込んでいましたが、特にそんなことはなかったようです。普通が一番。

 

はやく事態が落ち着きますように…