私の最大の敵。恐ろしい敵。
私には長年付いて回る恐ろしい敵がいます……。
常に付きまとい、私を堕落させる……。
「私」。
そして私の時間感覚のズレという攻撃。
それが、私の最大の敵でございます。
お仕事が立て込んでいて、忙しかったり自由な時間がない時は、時間さえあったらアレしたいコレしたい。
人生は限りあるのだから有意義に使わなきゃ!
時間管理の本読んで、効率的に生きていかなきゃ!
描きたいものもあるし!ああ!拘束されているお時間なんて勿体無いの!
今すぐ帰ってもっともっと色々こなすんだ!
……とですね、「時間が無いときは」やる気に満ち溢れとるとですよ。
しかし、まぁ、お察しの通り念願のお休みになったとたん、オフトゥンの中でだらだらとスマホでゲームしたりyoutubeやら見ながら1日を過ごし、寝なきゃいけない時間になって、「私のバカバカ!」って後悔しながらまた、お仕事に行くと無駄な焦りとやる気をだすのですね。
はい。
私の敵は私自身なのです。
んで、色んな時間管理能力をあげたいために、色んな本読んだり、ネットで調べたり~
お陰で時間管理に関する本が、お家にたくさん!
(一番アカンやつやん)
色々調べてわかった事は、四の五の言わずにやれや!効率化は実行力があって初めて考えるべき所じゃい!……という所ですかね。
まぁ、それが出来ないから方法論を調べて実行出来ていない自分を少しでも何かしている気分にして慰めている訳で……だめだこりゃ。
だから、問題は時間の使い方というより、自分の時間感覚なんじゃないかな、と結論がでまして。
最近みた時間の管理の考え方で、ああ、確かに……と思ったのが、自分は今を見ているようで見ていないのだということ。
常に、ほんのちょっと先を見ている。
別に先を見据えて動いているとかそんな素晴らしい事なんかでなく……そうだったらいいんだけど。
今頑張っていない自分にきちんと目を向けず、ちょっと先の頑張れている自分に期待している。
ちょっと先にいる私は、いつまでもちょっと先に居続けて今になる事はないのですよ。
つまり、今のぐだぐだな私はちょっと先の頑張れている(幻想の)私に安心してぐだぐだしているのではないかなと。
んで、いつまでもこないちょっと先の私に理想を求めながら、ふと気がつくと後ろに膨大な月日を何もしていない私にビビる。
ちょっと先の私はこのままだと死ぬまでちょっと先にいて今の私になる事がないのです。
………………怖っ!!
でもそれを身に染みて恐ろしく感じて頑張れる私なら、こんなに強敵ではないのです。
ちょっと先の私を今の私にするべく、日々私の私とのボス戦は続くよどこまでも。